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trend×trend

巷ではやりのあんなものこんなもの

レディースのゴルフブームと森ガール・山ガール

昨年来、特にレディースを中心とした花柄ブームをはじめとするナチュラル志向は、最近のファッショントレンド動向の中でもかなりはっきりとした大きな傾向といえる。
森ガール、山ガールといった今シーズンのトレンドもその傾向をより鮮明なものとしている。

ナチュラルなテーマは、息の長いトラッドブームとも相性が良く、一部のきらきらブームを支える人種とは真逆のテイストを有する層に支持を受けた。
一部のきらきらブームを支持する層は、ゴルフブームに乗って様々なブランドを呼び起こし、ゴルフバーやゴルコンといった文化を生み出した。
それとは逆に、ナチュラルなテイストを支持する、どちらかというとおとなしめの層は「森ガール」「山ガール」といったソフトなアウトドアテイストを拡大させた。
ゴルフというどちらかというと練習や訓練が必要なトレンドは途中で放棄されることがしばしばで、ブームも短命に終わることが多い。そこでその層にぴったりとはまったのが「山ガール」である。

ゴルフというものは、確かに楽しい。しかし、いろいろな意味でハードルが高いのも確かだ。
まず、金がかかる。このことは最近の金欠若者にとって致命的だ。
次に、練習が必要だ。そこそこ上手くなってからでないとコースに出ることすらままならない。
そういったハードルを越えてやっとこさコースに出たところで、ゴルフ場にはぎとぎととした勘弁して欲しいおっさん達が圧倒的に多い。あの石川僚のようなプレーヤーはどこを見てもいやしないのだ。
つまり、気分良くおしゃれをしてかっこいい男性と景色を楽しみながら優雅にプレーをするなどということは、かなりの確率で無理なのだ。

ところが山ガールというテイストはゴルフに比べウェアやギアにかかる費用が圧倒的に少ない。しかもゴルフウェアよりも自由度も高い。
おまけに、山ガールだからといって別に富士山や北アルプスを命がけで登る必要もなく、近所の裏山でも十分に楽しめるし、自分のペースを守っても人に迷惑もかからないし、たいして金もかからない。
さらに昔から山男というものはかっこいいとしたものだ。

これでは、ゴルフブームが廃れるのは当然で、各ブランドも一気にシフトチェンジし、きらきらのゴルフブランド全盛からナチュラルテイストの山ガールブランドへと一気に様変わりした。

雑誌にしてもレディースのゴルフ雑誌はレジーナなど数冊だが、ナチュラル系(アウトドア)はどんどん増える一方だ。
もともとゴルフというものは好景気の時にしかブームはやってこないので、衰退するのが早いのはあらかじめ予想できたはずだが、アパレルという業種はそのあたりの学習能力がないに等しいので、供給過剰という失敗を繰り返す。そしてようやくそこから抜け出した結果、どこの売り場を見ても「森ガール」「山ガール」であふれかえっているというのが現状だ。

いずれにせよこのナチュラルブームいったいどこまで続くのやら。
おそらく、暑くなって山登りどころではなくなる来春夏までは、この傾向が続くと見るのが妥当なようだ。

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