ザ・ノースフェイス南堀江
ザ・ノースフェイス南堀江

この写真は南堀江に昨年できたザ・ノースフェイスのショップです。
ザ・ノースフェイスといえばアウトドア好きには定番中の定番ですが、ここ最近は少し様子が違います。
アウトドア特有のあのバタ臭さは影を潜め、若者のカジュアルスタイルに完全にとけ込んでいます。各ファッション雑誌でも昨年から頻繁に取り上げられていますが、ストリートでのアウトドアカジュアルが定着し、従来のアウトドアブランドの中のいくつかが特出して変化しています。
そんな動きとは全く関係なく従来通りのブランドのたくさんありますが、ここであげたザ・ノースフェイスやパタゴニアなどはその傾向が顕著です。
これほどまでに違いが出るのは、商品を企画製造しているアパレルの考え方によるものだと言うことは明らかですが、私個人としては、やはりアウトドアブランドはアウトドアで、という思いがあります。
この考え方自体が古いと言われそうですが、私はブランドのコンセプトを考える仕事をしたりしていますので、各ブランドは自分たちのポリシーをもう少し大切にしてほしいなと思うところです。
別窓 | ファッション | コメント:0 | トラックバック:0
200805042252
キャスター付きバッグ大流行
鞄屋や量販系アパレルの店頭で今最もよく見かけるアイテムはキャスター付きのバッグです。鞄の下にキャスターがついていて、持ち手をのばすところころと転がしながら移動できるという一見便利な鞄です。
もともとは、ビジネスマンやOLが出張や荷物の多い商談用に考えられたものだと思いますが、最近は結構ファッション性の高いものも出てきています。海外旅行などに持って行く大きなスーツケースにはほとんどこの機能が装備されていて空港などでは重宝されるようです。
それとは別に、このキャスター付きのバッグは思わぬところでも大活躍のようで、様々な場所で頻繁に見かけるようになりました。
まず、この手のバッグで最も派手なデザインのものを持っているグループがいます。そう、今はときめくアキバ系という人種です。特に多いのはコスプレを命としている派閥で、着替えるための衣装をこの手のバッグに詰めてガラガラと引っ張りながらイベントの会場などへ出かけていくようです。さらに、コミック本をバッグ一杯に詰めて交換会に出かけたり、店頭で見つけたお目当ての本をしこたま買いあさって詰め込んだりしています。んーーー、確かに便利に使っています。特徴はバッグにまでコスプレか・・・と、思わせるほど派手に飾っている人が多いことです。

そして、最も問題なグループがいます。たいして大きな荷物でもないのにガラガラとどこでもかまわずに引っ張る中年以上の国内旅行者です。これはほんとに困りもので、観光地であろうが、土産物屋であろうが、電車の車内であろうがおかまいなしにガラガラやっています。自分の前しか見えていません。男女問わずだいたい黒のオーソドックスなやつを持っています。たまに横から蹴り飛ばしてやろうかと思うこともあるほど全くまわりを気にしていません。よく、電車などでリュックがまわりの人の迷惑にならないよう注意を促すポスターを見かけたりしますが、これはリュックどころの騒ぎではありません。大きな荷物ならまだしもたいして大きくもないバッグをところかまわずガラガラやるのは非常識きわまりないと思うのですが。

さらに驚いたのは、各アパレルの用意する新年早々の福袋がこのバッグに入っているのを結構見かけることです。渋谷の109や、銀座のデパートなどでもブランドの世代を問わず結構販売されているようです。

またもや日本独特のブームといえる現象です。
ただ、これだけはやめた方がいいと思うのは、駅などの男性トイレでそのままガラガラと中まで引っ張って入ってくることです。はっきり言って汚い。そのままその鞄を家まで引っ張っていって持って上がるわけですし、用を足している間も床の上にべったりと置くのはいかがなものでしょうか。
あまりにも無神経と言わざるをえません。
別窓 | プロダクト | コメント:0 | トラックバック:0
200801061150
またもお笑いブーム
毎年のことですが、お正月番組はお笑い一色と言っても過言ではないくらい、どのチャンネルでも高い比重を占めています。

最近、お笑いの傾向として気がつくのは、いわゆる「きわもの」が多いことです。何年か前から続いている「エンタの神様」などもピン芸人を中心にこの「きわもの」が人気を呼んでいますが、たいていの場合人気のある期間がきわめて短く、芸のパターンがひとつしかないために、いわゆる一発屋で終わってしまうことが多いようです。
最近では小島よしおが代表的な存在ですが、中には波田陽区のようにバラエティーなどで生き残っていける人も出ています。
また、M-1に代表される正統派漫才も復活していますが、一昔前の漫才より今の方が確実におもしろくなってきていますし、層も厚い気がします。

これらの新しい芸人やコメディアンたちは、最初のうちどうしても受け入れられにくく、邪道といわれるものですが、よくよく考えてみると今大御所と言われる芸人やコメディアンもデビュー当時は結構邪道扱いされていたように思います。

明石家さんまなどは、落語は捨て阪神タイガースの小林投手の物まねで人気を取っていましたし、タモリは深夜番組でイグアナのまねをしていました。また、島田紳助もツッパリを売りにヤンキースタイルで売り出していましたし、北野武は「コマネチ!」を連呼していました。今は芸術家気取りの片岡鶴太郎に至っては何かというと小森の叔母ちゃまのまねばかりしていました。

ところが彼らは何年もかけて芸人やコメディアンとしての技を磨き、立派に大御所として残っています。おそらく彼らとその他の消えていった人たちの間には何か大きな違いがあるはずです。私はお笑い評論家ではありませんのでその違いはわかりませんが、きっとお笑いの世界なりの大切な違いがあるのでしょう。

その違いを現在の若手芸人の中で誰が気づくのか・・・。10年後に残っているのは誰なのか。レベルの高くなった漫才界では生き残っていくのが大変だろうと思いますがきっと大勢の中から飛び出してくる人がいるはずです。
なかなか目が離せないお笑い界ですが、個人的に私のお薦めは友近が演じる「西尾一男」です。必見。
別窓 | カルチャー | コメント:0 | トラックバック:0
200801022118
冬のイルミネーション
いつの頃からか自宅の庭やベランダをイルミネーションで飾ることが流行り出しました。
まるであたかもレストランやショッピングモールのようにきらきらと飾っている家も少なくありません。なぜ冬なのかもよくわかりませんが、(クリスマスに便乗?)よくもまあここまで・・・と感心させられる家も多々あります。
飾り方にセンスがあるかどうかと言えば、なぜかやたらとたくさんきらきらと飾っている家に限って最悪であったりします。
ホームセンターでは一番目立つ場所にこういったイルミネーションの飾りをコーナーで囲っていますがはたしてどの程度売れているのでしょう?
おそらくこういうものには、大好きな人と全然だめな人がいると思うのですが、ではいったいどんな人がだめでどんな人が好きなのでしょう。たとえばこういったものを好きな人は、他ではどんなものを好んで買っているのかとか、どんなタイプの人が多いのかとか。

そういうことってマーケティングの基本ですよね。


別窓 | カルチャー | コメント:0 | トラックバック:0
200712022248
ルイ・ヴィトンは高級ブランドか?
大阪の御堂筋や東京の青山、丸ノ内あたりは空前のブランドストリート化といった感じです。京都でも四条烏丸あたりがそんな感じになりつつあります。
シャネル、エルメス、ルイ・ヴィトンをはじめとした外国の高級ブランドから、ユナイテッドアローズ、BEEMSなどの国内セレクト系まで。
バブル景気の再来を思わせるこのような現象ですが、その陰で日本らしい変な現象が起こっています。
それは、皆さんがよくご存じのルイ・ヴィトンです。いわずとしれた高級ブランドですが、最近の傾向を見ていると必ずしもそうとはいえない状況が現れています。
確かに商品の価格はどう見ても高級ブランドの名にふさわしいものですし、商品自体もけしてその価格に恥じないものではあります。ですから商品力自体は完全に高級ブランドといえるでしょう。
ところが昨年のファッション系企業の経常利益一覧を見るとおもしろい現象が起こっています。まず、トップはもちろんユニクロです。これはダントツです。一時の不振を抜け出した感があります。そして2位がこのルイ・ヴィトンです。さらに興味深いことに3位から下はしまむら、青山商事、コムサイズム、西松屋、無印良品、GAPなどいわゆるアパレル量販が続いています。
つまり、上位を占める量販の中でただ1社ルイヴィトンのみが高級ブランドの中で名を連ねています。エルメスや、シャネルは遙か下の方です。
ですからルイヴィトンの商品は高くて高級だけれども誰でも持っている大衆品になっているというきわめてまれな現象が起こっています。
たしかに若者がダメージのかかったデニムの後ろポケットにルイヴィトンの長財布をさして歩いていたり、高校生の女の子が学校にルイヴィトンの鞄で登校したりしているのをよく見かけます。さらに驚くことに中学生や小学生が財布を持っていたりもします。
まあ、ここではその親たちが何を考えているのかは置いておいて、当のルイヴィトンはこの現象をどう思っているのでしょう。
確かに日本は最大のマーケットかもしれませんが自分たちが築いてきたブランドの価値観をもう少し大切にしてもいいのではないかと思う私です。
別窓 | ファッション | コメント:0 | トラックバック:0
200710281214
| trend×trend | NEXT